横断2

シラナイ一家はこうして生まれた

みなさん、こんにちわ。noteで初めての文章の投稿です。(読み始めてくれてありがとうございます)
実は昨日から、ネット連載をこっそり始めたのですが、お気づきでしょうか?

タイトルは『シラナイ一家』

どのくらいの長さになるのか、どんな結末がまっているのか。実は僕にもよくわかっていません。「始めちまえ」という感じで描いたのですが、何だか胃がむかむかするくらい恥ずかしく、拒否されることにビクビクし、「こそこそ」と投稿してしまいました。

しかし、そんな気持ちでは、なかなか多くの人に読んでもらえるものにはなっていきません。

退路をたって、渡った橋は燃やさねばなりません。

描き始めたのなら、描き終われよという圧を自分にかけておきたいし、そもそもこれはなんじゃいなと思われている方に、選手宣誓的なものしておきたいと思います。

ちょっとややこしいのですが、『シラナイ一家』を最後まで描き終わったていの僕に語ってもらいます。

では、どうぞこちらへ

少し未来の羽賀:こ、腰が…(前傾姿勢でやってくる)

羽賀:かなり腰を悪くしてますね。気をつけよ。

少し未来の羽賀:いや、しかしながら、おいらの一番面白いマンガになった

羽賀:なんか一人称がへんになってるけど、どんなところがよく描けたの?

少し未来の羽賀:そもそもこいつを描きだしたとき、これまで描いたものとは反対のことをやりたかった。

羽賀:反対?

少し未来の羽賀:そう。おいらはいつのまにか、洗い立てのシャツのようなマンガばかり描いているような気がしていた。まずそのシャツに、いろんな泥をつけたいって思ってた。

羽賀:うん。泥っていうのは、人間のいびつさっだり、闇だったり…ということだね?

少し未来の羽賀:それから無意識。もちろんイノセントな世界を描く事は全然わるくない。でもぜんぶを「意識」のしたでコントロールしようとすると、物語を描くのも読むのもマジでつまらなくなってしまう。

羽賀:そこを打破すべく、このマンガはあったと。すこし気がかりなのは、ちょっと暗い話にならなきゃいいけど、ということなんだけど。

少し未来の羽賀:そんなことも、だんだん気にしてられなくなってくる。手に負えなくなってからが、マンガなのだ。

羽賀:ずいぶん偉そうだな

少し未来の羽賀:いろんな人が出てくる。意味のないような迂回もある。でもちゃんとおわる。そして描く前と描いたあとでは、読む前と読んだあとでは、見える景色が変わっている。

羽賀:わかった。その言葉を信じるよ。また文章を投稿するときもあると思うから、そのときはよろしく!

(ドロンと煙が立ちこめ、少し未来の自分の姿は消えている…)


※『シラナイ一家』はAM11:30にアップしていきます。#2は明日投稿します。ぜひ、サポート頂けるとうれしいです!

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